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1 自主自立の精神と豊かな知性と情操を養い、心身ともに健全なる社会人
の育成を期する。
2 個人の尊厳を重んじて、才能と特性に応じて個性の確立をはかる。
3 人間相互の信頼関係を深く理解させる。
信頼される進学校
1 確かで高度な学力を確立し、第一志望を実現する質の高い授業の実践
2 地域に信頼され貢献できる生徒の育成(信頼される人間力の育成)
3 たくましく健やかな心身の育成
1年では、全員が芸術を除いて全て同じ科目を学び、幅広い教養と基礎学力を身につけます。
2年では、自分の進路希望や適性をよく考え、文系・理系のそれぞれの類型に分かれて学習を進めます。
3年では、1・2年で培った学力の土台の上に、自分の進路希望の実現を目指し、それぞれの類型の中でさらに必要な科目を選択し、学習を深めていきます。
平成29年度から、西高では「シラバス・西高CAN-DOリスト」を作成しています。
シラバス(Syllabus)とはギリシャ語に語源を持つ言葉で、各教科の学習内容、学習のねらい、学習活動(評価方法)を記したものです。
一方、CAN-DOリストとは、各教科・科目の学習到達度目標を「~することができる」という形で指標化し、具体的に何を理解し、表現(アウトプット)できるようになったのか、明確化しようという判断基準です。授業等で学んだことが「理解できている」のかを、項目ごとに示しています。
このリストのねらいは、生徒が各教科・科目の学習において身に付けるべき能力や知識などを明確にすることにあります。
また、教員と生徒が目標を共有し、生徒が主体的に学習する態度や姿勢を身に付けることを目的に使用するものです。
このリストには、各教科・科目において「育てたい生徒像」、「具体的な到達目標」、「現状と課題 」、「チェック項目」などを明示しています。生徒自身で自己分析し、学習すべきことを事前及び事後に確認できるようにしてあります。このリストを有効に活用し、一人でも多くの生徒が自立した学習者になってくれることを願っています。
1 趣旨
大学進学指導拠点校は、四年制国公立大学への進学を実現する
ための教育課程の編成を目指す。また、学校及び生徒の実態等を
踏まえた指導内容、指導方法の工夫などの授業改善に努めるとと
もに進路指導の充実に努め、拠点校同士で連携して組織的な四年
制国公立大学進学指導の在り方について研究する。
2 指定対象校
過去3年間における四年制大学進学者のうち国公立大学進学者
の平均が50名以上の学校
3 指定期間
令和元年度から令和3年度(3年間)
4 指定校数(12校)
浦和西高校、浦和高校、浦和第一女子高校、大宮高校、
春日部高校、川越高校、川越女子高校、熊谷高校、熊谷女子高校、
不動岡高校、越谷北高校、蕨高校
4 事業内容
ア 拠点校は、四年制国公立大学への進学を実現するための教育
課程の編成を目指すこと
イ 拠点校は、教育委員会主催の「教育課程連絡協議会」に参加
し、他の拠点校と情報交換を行い、教育課程を編成すること
ウ 拠点校は、教育委員会主催の「教育課程連絡協議会」に参加
し、他の拠点校と情報交換を行い、進路指導の充実を図ること
エ 拠点校は、教育委員会が分野別の先進校視察を実施する場合
には参加し、進路指導力の向上に努めること
本校は、自主自立の精神を生かして、国際社会で貢献できる人材を育成し、地域に信頼される進学校を目指している。本年度の重点目標は、
1 第一志望を実現するための質の高い授業の実践
2 地域に信頼され貢献できる生徒の育成
3 自ら考え行動できる生徒の育成
である。ほとんどの生徒が大学進学を希望しており、生徒の第一志望を実現するために、質の高い授業実践に取り組んでいる。また、本校独自の「西高力」(自ら考え、課題を発見し、その課題解決に向けて行動する力)を育成することを目標としている。
これらを踏まえ、以下の点などを配慮しながら教科書選定を行っている。
○ 進路希望の実現に向けて、生徒の学力を向上させる内容になっているか。
○ 言語活動の充実につながるような内容になっているか。
○ 教材や資料がバランスよく、多面的・多角的観点から採り入れられ、
生徒が公正・公平な立場から判断できるよう工夫されているか。
○ 簡潔で分かりやすい記述になっており、生徒が理解しやすい表現になって
いるか。
○ 生徒が自ら考えることのできる課題学習や探究的な内容の記述があるか。
○ 基本的な内容を理解した上で、発展学習を進められる工夫がなされて
いるか。
○ 配列、図や挿絵、具体的事例などについて、生徒が興味・関心をもてる
ような工夫がなされているか。
○ 『西高CAN-DOリスト(学習到達度目標)』に沿った内容になって
いるか。