【地学部】日本天文学会第27回ジュニアセッション
2025年3月20日(木)に水戸市民会館で開催された日本天文学会第27回ジュニアセッションにて、”メタンバンド画像で明かす木星表層部”のタイトルで口頭発表およびポスター発表を行いました。口頭発表の質疑応答の際には国立天文台の渡辺潤一先生よりコメントをいただきました。また、ポスターセッションでも多くの方にご助言を頂戴しました。本当にありがとうございました。さらに、地学部OB、OGが5名も現地会場まで足を運んでくれました。これは感涙ものです!差し入れ、ごちそうさまでした。
【地学部】夏合宿を実施しました!
2024年8月5日~7日の2泊3日の日程で夏合宿を行いました。今年は5年ぶりに乗鞍畳平に復帰。標高2702m、車で到達できる国内最高地点に大宮高校、蕨高校と合同でバスをチャーターして乗り込みました。1晩目は1時間程度観望できましたが、夜半過ぎには視界不良となり断念。しかし、2晩目は夕方に雲が出たものの急速に回復し、なんと一晩中観測することができました。日中には高山植物の観察等のフィールドワークも行い、夏の乗鞍を満喫しました。ただ、ライチョウに出会えなかったことは少し心残りでしたが。でも、来年は出会える、きっと!
旧コロナ観測所をバックに記念撮影
頭上に横たわる天の川
令和6年3月12日に東京大学本郷キャンパスにて第26回日本天文学会ジュニアセッションが開催され、本校地学部は口頭発表およびポスター発表を行いました。口頭発表の持ち時間は限られているために講演のみにとどまりましたが、ポスター発表では、隣の団体の研究テーマと共通する部分が多く、質問や意見交換等で活発な議論を交わすことができました。また、国立天文台副台長の渡部潤一先生(ご存じの方も多いと思います。)には、ポスターセッションの場で本校の発表ポスターをご覧いただきながら、アドバイスを伺うことができました。ありがとうございました。
口頭発表
研究について説明する地学部員
ポスター発表
他校生との意見交換(左)や研究者の方への説明(右)の様子
渡辺潤一先生にコメントをいただく様子(2枚)
ジュニアセッション参加証
2学期終業式のその晩、実に久しぶりの校内合宿を行いました。夕方にはかなり多くの雲があった空ですが、機材のセッティング中にはほぼ無くなり、その後はほぼ快晴の状態が続きました。ただ、月が上弦を過ぎで明るかったのはちょっと残念!でも、お月様もよく見させてもらいました。では、観測風景と、その晩に撮影した写真をご覧下さい。
観測風景
M81:おおぐま座の渦巻銀河
M3:りょうけん座の球状星団
M101:おおぐま座の渦巻銀河(回転花火銀河)
木星
2023年9月から10月にかけて行われた第74回埼玉県科学教育振興展覧会に、今年度前半に取り組んできた研究活動について「光の散乱モデルによるスペクトルの変化傾向について」というタイトルで参加しました。この研究は、昼間の空は青く、夕方は赤く夕焼けとなることが、昼間と夕方との光の散乱の違いにあることをモデル実験で示そうとしたものです。
第一関門である分野別審査では”優秀賞”をいただき、久しぶりに中央展(県展)に進出することが叶いました。中央展では”優良賞”となり、全国には手が届きませんでしたが、今回の研究には発展の余地がまだまだあると考えていますので、さらに内容を深められたらと思います。
久しぶりに校外夏合宿を行いました。もともと校外夏合宿は他校と合同で乗鞍岳で行っていたのですが、コロナの感染状況も読めないので、今年度は単独で会津田島にて実施しました。合宿は8月9日~10日でしたが、折しも日本列島の南の海上には台風6号、7号とふたつの台風が。そのため、雲が多かったのですが、雨に降られることもなくきれいだと評判の南会津の星空を眺めることができました。アンドロメダ銀河(M31)も肉眼で見られ、感激です。ただ、腰を落ち着けての星雲や星団の写真撮影はなかなか難しい状況でした。写真は、夜半ごろ上ってきた下弦の月です。コペルニクスやアルキメデス、プラトー(プラトン)、プトレマイオスなどのクレーターや、虹の入り江、アペニン山脈が見られます。さあ、どれでしょう?調べてみてくださいね。
令和5年3月14日に立教大学池袋キャンパスにて開催された日本天文学会ジュニアセッションにおいて、「分光観測による木星大気の研究」について、口頭発表およびポスター発表を行いました。久しぶりにオンラインではない発表でしたが、プレゼンテーションでの質疑応答やポスターを前に直接いろいろな方に説明することができたこと、あわせて大変参考になる助言をいただくことができ、充実した一日となりました。また、研究内容に共通点のある学校と連絡先の交換も行いました。全てこれからの研究活動のプラスとなることと思います。当日の様子を写真でご紹介します。なお、ポスターは天文学会ジュニアセッションのホームページで公開予定(期間限定)です。こちらからご覧下さい。
実に3年ぶりとなる校外合宿を12月24日~25日に秩父の大滝げんきプラザで行いました。ターキーもケーキも無縁のクリスマス合宿とはなりましたが、ホワイトクリスマスよろしく雪がちらつくことも無く、一晩中の快晴、ほほ無風の好条件が揃いました。また、大滝げんきプラザの職員の方々には大変お世話になりました。ありがとうございました。
合宿で撮影した写真の一部をご覧下さい。
オリオン大星雲(M42)
バラ星雲(NGC2237およびNGC2238)と、それにかさなる散開星団(NGC2239)
2022年11月19日、昨年に引き続き、さいたま市宇宙劇場主催の「高校生プラネタリウム文化祭 君の星空」にて、地学部が作成したプログラムを上映いたしました。今年の参加校は上映順に、浦和高校、松山女子高校、蕨高校、本校、川越女子高校の5校。本校の出番は15:00、タイトルは「夢幻の宇宙 そのさきへ」、地学部のゆるキャラの登場や、部員がステージに出没するなど、ちょっと変わった内容にできたかなと思っています。ご来場いただいた方々ならびに完成まで細やかに面倒をみて下さったさいたま市宇宙劇場のスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。
2022年11月8日の皆既月食は、皆既のさなかに月による天王星食が始まるという非常にめずらしいものであったことは報道等でご存じだった方も多いと思います。当日、関東地方は天候に恵まれ、地学部でもこの千載一遇の天体ショーを観望しました。
欠け始めから皆既食になるまでの様子
天王星食の始まりの様子
地学部を紹介します。
【地学部】
男子 6名 女子 1名 計 7名
天文関係を中心に活動しています。現在は木星の分光観測を継続して行い、木星大気にどのような物質が存在しているか、また、緯度ごとに差があるのかをテーマとして研究活動を進めています。夏は乗鞍岳畳平(車で行くことができる国内で最も標高の高い場所です。)、冬には秩父で校外合宿を行います(コロナ禍の影響で昨年度以降はできていませんが、状況が改善すれば行う予定です。)。また、夜間の観測会や観望会等も行っています。
毎年、春に開催される日本天文学会ジュニアセッションに参加しています。また、研究の進捗状況に応じて科学展やその他の研究発表会に参加しています。2018年の千葉大学主催の第12回高校生理科研究発表会では優秀賞を頂きました。
新年度早々、機材調整をかねて観望会を行いました。まだまだ校内合宿ができる状況でもないので、夕方からの僅かな時間でしたが、久しぶりに望遠鏡をのぞきました。試しにスマホで月面の拡大撮影に挑戦してみました。下の写真がそれです。いかがですか?
2022年3月19日に開催されました日本天文学会ジュニアセッションにて、「木星のスペクトル撮像における二次スペクトルの影響の軽減について」の演題で口頭およびポスター発表を行いました。昨年に続きリモート開催となりましたが、今回は質問に対して直接やりとりができるようになったため、いろいろと助言をいただきました。(ポスター等は日本天文学会ジュニアセッションのホームページにてご覧いただけます。)
地学部、宇宙劇場デビュー!
11月20日(土)に"さいたま市宇宙劇場"で開催された<高校生プラネタリウム文化祭~君の星空~>にて、本校地学部が部員による独自プログラム「輪廻転星」を上映しました。絵コンテ、シナリオ作成から始まり、当日の装置の操作やナレーションまでも本校地学部員が行いました。当日は本校を含め5校の上映がありましたが、それぞれ学校ごとの特色があり、ご来場いただいた方にはお楽しみいただけたものと思っています。また、約半年間にわたり、さいたま市宇宙劇場の皆様には数々の指導助言をいただきました。また、このような機会を設けていただいたことに深く感謝いたします。本当にありがとうございました。
今年2度目の月食!
11月19日は、極めて皆既に近い部分月食が見られました。本校地学部でも5月26日のリベンジを果たすべく観測会を行いました。雲はあったものの、食分が最大となる前後の姿ははっきりと見ることができました。加えて金星、土星,木星と惑星がよく見えていますので、そちらも楽しむことができました。また、この日は部員の保護者の方にも数名ご参加いただき、活動の様子をご覧いただきました。月食も惑星もお楽しみいただけたでしょうか。ご来校ありがとうございました。
部員がスマートフォンでコリメート法によって撮影したものです。スマホ、恐るべし!
今年度の科学展には「木星のスペクトル撮像に用いるフィルターについて」という題目で出展しました。残念ながら二次審査に駒を進めることはできませんでしたが、2年ぶりに参加できたことは大きな収穫にもなりました。
さて、10月になり新型コロナウイルスによる部活動の制限も緩和されると同時に、観測対象としている木星も観望しやすい時期なりましたので、10月11日の夕刻に機材の調整を行いました。下の画像はその際に試し撮りとして撮影した木星です。
2021年5月26日(水)は中間考査最終日でしたが、地学部員にとってはテストよりも今夜のスーパームーンでの皆既月食の方が気になるところです。コロナ禍で色々と制限のある中ですので、皆既食の時間帯までと活動時間を限定して観測を試みました。新入部員を迎えての最初の観測会でもあったので、張り切って準備もてきぱきとこなします。その甲斐あってと言いたいところですが、天頂付近は多少雲が切れるものの、肝心の南東方向は雲に覆われたまま時間は過ぎていき、やがてタイムリミットに・・・。写真撮影はおろか、お月様の姿を一目も垣間見ることなく終わりました。残念でしたが、次の観測機会を楽しみに待ちたいと思います。
( ↓ 準備の様子)
( ↓ 解散後、しばらくして部分食終了間際の姿が雲越しにおぼろげに見えました。)
2021年3月20日に開催されました日本天文学会ジュニアセッションにてポスター発表を行いました。今年度はコロナ禍のため活動に制約が多く、観測も思うに任せない状況でしたが、データを持ち帰っての検討を繰り返し、どうにか発表までたどり着きました。その間、国立天文台の渡辺潤一先生やJAXA宇宙科学研究所の佐藤毅彦先生の激励、助言を頂きました。また、川口市立高校の坂江隆志先生には技術的な指導をして頂きました。大変ありがとうございました。また、発表予定のポスターおよび講演予稿集については、日本天文学会のホームページ上で公開されていますので、つぎのリンクよりご覧ください。なお、セッション名はセッションF太陽・月・惑星、講演番号は35Sです。
https://www.asj.or.jp/jsession/
https://www.asj.or.jp/jsession/2021haru/program.html
参加証を頂きました。
野口聡一さんが搭乗中の国際宇宙ステーション(ISS)の軌跡を本校屋上にて撮影しました。ISSは約400km上空をほぼ1時間半で一周するという猛スピードで地球を周回しています。長期滞在となると、若干であっても浦島効果は生じたりするのでしょうか?気になりますね。(写真は顧問撮影)
2020年12月21日の木星と土星の最接近を観測しました。次の写真は本校屋上で撮影したものです。
2020年12月17日には木星と土星の接近に備えて観測の予行を行いました。現在屋上に2台の赤道儀を仮設置しており、さながら西高天文台といったところです。最後の写真には月と日々お互いに近づきつつある木星と土星が写っています。(見えるでしょうか?)
今年度は新型コロナウィルスの影響で夏合宿も冬合宿も中止、さらには現在までのところ校内合宿も不可の状況ですが、11月に入って日没も早くなってきたので細々と観測会を行っています。夕方には西寄りに木星と土星、東には火星が見えていますので、これら惑星のスペクトルの撮影等をしています。研究活動も足踏み状態ですので、これを契機に部員全員で前進していきたいと考えています。
観測機材セッティング
撮影中(ポチッとあるのが木星、その左上に土星があるのですが)
2020年3月19日の日本天文学会ジュニアセッションにて、「木星・土星近赤外分光観測によるメタン吸収帯の検出」のタイトルで、ポスター発表と口頭発表を行う予定でしたが、コロナウィルスの影響で学会そのものが中止となってしまいました。1年間の研究活動の集大成としての発表の場でしたので残念ではありますが、状況が状況だけにやむを得ません。しかし、特別なはからいにより発表実績として認めていただけることとなり、参加証をいただきました。次年度には、さらに研究内容を発展させられるように考えていきたいと思っています。
また、発表予定のポスターおよび講演予稿集については、日本天文学会のホームページ上で公開されていますので、つぎのリンクよりご覧ください。なお、セッション名はセッションB 位置天文・太陽系、講演番号は14です。
http://www.asj.or.jp/jsession/ index.html
http://www.asj.or.jp/jsession/ 2020haru/program.html
下が参加証です。
11月10日(日)に大宮ソニックシティにて開催されました「高校生によるサイエンスフェア」(主催:埼玉県教育委員会)に、ポスター発表および科学工作教室のブース参加をしました。ポスター発表では今年度の研究として取り組んでいる”木星・土星の近赤外線分光観測によるメタン吸収帯の検出”の第2報を発表しました。また、科学工作教室では簡単な分光器を作成してもらい、ブース内に用意した様々な光源のスペクトルを見比べていただきました。出来上がった分光器でスペクトルを見た時の、特に子供たちの感嘆の声にこちらもにっこり。保護者の方を含め、多くの方に楽しんでいただけたとしたら大変うれしく思います。お立ち寄りいただきました皆さん、ありがとうございました。
10月26日(土)に三鷹の国立天文台で開催された”三鷹・星と宇宙の日2019”に行き、通常は非公開の設備等も含めて見学をしてきました。特に先端技術センターでは、様々な技術の粋を集めた工作機械等にただただ圧倒されました。また、天文台職員の丁寧な説明、超伝導磁石に関する実験等、大変興味深いものでした。加えて、日没後の広場でのプロジェクションマッピングを用いた講演会も非常に参考になりました。なお、公開された施設のひとつである太陽塔望遠鏡(アインシュタイン塔)の地下室の壁には、なんと、本校顧問作成の長尺の太陽スペクトルの写真等が展示してあるんですよ。(下にその写真があります。)
9月末にふたつの研究発表会に参加しました。発表内容は今年度取り組んでいる「木星・土星の近赤外分光観測によるメタン吸収帯の検出」の第一報といえるもので、9月27日(金)~29日(日)の3日間の埼玉県科学振興展覧会(科学展)の南部地区展および9月28日(土)の千葉大学主催の高校生理科研究発表会にてポスター発表を行いました。その際に、非常に多くの先生方よりアドバイスを頂きました。ありがとうございました。
(写真は千葉大学主催高校生理科研究発表会の様子です。)
川口市立科学館にて8月17日、24日の両日に開催された太陽観測実習に参加させていただきました。屋上にはの3つものドームがあり、口径65cmの反射望遠鏡、口径20cmの屈折望遠鏡、そして太陽観測用の望遠鏡と異なるタイプのものが収められていました。あいにく雲が多かったのですが、雲間から太陽が顔を出す時間帯もあり、太陽スペクトルの眼視観察や、カメラでの撮像の実習を行いました。太陽観測や、今後の黒点数の推移についての講義も大変興味深いものでした。
毎年恒例の乗鞍夏合宿を8月1日(木)~3日(土)の日程で行いました。今年は浦和高校、越谷北高校と3校合同となりました。天候は不安定で雲は残るものの、見事な星空を眺められた時間帯もあり、満天の星空を楽しむとともに、現在取り組んでいる研究に必要なデータを取ることもできました。今年は部員数が少なく機材の運搬も一苦労でしたが、一定程度の成果を上げることができ、ホッとしています。土星
いて座付近の銀河
2018年度の研究活動の締めくくりとして、3月17日(日)に法政大学小金井キャンパスで開催されました日本天文学会ジュニアセッションにて「地球大気のレイリー散乱によるスペクトル形状の変化について~地球大気の厚さによる影 響~」の演題で口頭発表およびポスター発表を行い、研究者の方々より様々な助言を頂きました。
また、JAXAの吉川真氏による特別講演「小惑星探査ミッション「はやぶさ2」のこれまでの成果」にも参加でき、計画に関わっている方より直接お話を伺うことができたことに感激しました。
下は発表題目および発表の様子です。
・地球大気の通過距離の違いによる太陽や恒星の色の変化と吸収線の深さについて
(分光観測班)
・砂を主体とする河川堆積物の粒度組成と液状化の関係について
(地質班)
・ばら星雲(Hαフィルター使用)
・馬頭星雲(Hαフィルター使用)
・日食の観測中
・丸い穴を通り抜けた光は、ピンホールカメラの原理で一つ一つが太陽像となります。それぞれが欠けているのがわかります。
・最も欠けた頃の太陽です。(Hαフィルター使用)
合宿で撮影したオリオン大星雲(M42)の写真をご覧ください。
当日は横浜サイエンスフロンティア高校の石田先生ならびに天文部の皆さんに、朝早くからの準備や交流会の運営をはじめ色々とお世話になりました。ありがとうございました。
まず最初の見所は西高生貸し切りでの上映をしていただいた4D2Uドームシアターです。1時間弱のプログラムの立体映像を堪能しました。
二つ目は、通常は一般公開されていない重要文化財、建物そのものが望遠鏡となっているアインシュタイン塔望遠鏡(太陽分光写真儀室)の内部を見学しました。当日は晴天に恵まれたため、実際にアインシュタイン塔望遠鏡から導かれた太陽光のスペクトルを見ることができ、往事を偲ばせるものがありました。
そして最後は、知る人ぞ知るフレア博士こと萩野正興先生による太陽観測所の太陽望遠鏡およびスペクトルからわかる太陽の姿についてご説明いただきました。ユーモアを交えながら国立天文台での観測や太陽の研究についてお話しいただきました。
その他にも、一般公開されている様々な施設を見学し、国立天文台の多くの職員の方のお世話になりました。
本当にありがとうございました。
ありがとうございました。
一時は雪かと心配された天候でしたが、薄雲はかかるものの皆既食の最後までを見届けることができました。撮影した写真をどうぞご覧下さい。(念のために申し添えますが、翌日の授業も眠気に負けずしっかり受けましたよ。)
関わらず全く雨は降らず、20時半頃からはずっとぽぼ満天の星空となりました。予定していた星雲や恒星のスペクトルの撮影も進み、また、しし座流星群の極大日だったので、頻繁に流れる流星を楽しむこともできました。気温は-4℃まで低下したので、寒さは厳しかったものの、実り多い合宿となりました。(秩父の紅葉もきれいでしたよ。)
*今回撮影した写真をご覧下さい。
今回は「Mクラスフレアの観測に成功した~輝度値の変化とポストフレアループの様子~」という題でポスターセッションと口頭発表の両方に参加することができ、日頃アドバイスを頂いている方のみならず、第一線で活躍されている多くの大学、天文台等の研究者の方々に研究の成果を見ていただくことができ、併せてご指導いただきました。
また、同時に開催された高校生天体観測ネットワークフォーラムでは、発表に参加した国内の10高校と、タイから参加した高校生6名とも交流を図りました。宿泊施設ではタイの高校生とも同室であったので、日頃から鍛えた英語力(???)を発揮することができました。
本校、「万葉の庭」の枝垂れ桜が満開です。
明日、3月23日(月)の「入学許可候補者説明会」におきましては、お知らせしたとおり、新型コロナウイルス感染症防止の観点から、当初の予定を変更し、二部制での実施となります。入学許可候補者の皆さん・保護者の皆様には、大変ご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご理解とご協力をお願いいたします。時程につきましてはトップページをご確認ください。
第一弾は、6月1日(水)開校記念日実施の千葉大学理学部の見学会です。当日は本校生のために「宇宙を探る物理学」の演題で宮路先生に特別講演をしていただき、また、南極でニュートリノ観測を行っているICE CUBE関連の研究室の見学もさせていただきました。理学部内のミニ博物館”サイエンスプロムナード”も興味を引く展示が多く、大変楽しめました。平日であったため、大学生で賑わい活気ある大学の様子を間近に見ることができ、充実した一日となりました。昼食に利用させていただいた学食も味と安さに感激です。
千葉大学の先生方、大変お世話になりました。
また、今年度は国立天文台と明星大学の方に講師を引き受けていただき、太陽に関する講義や旧コロナ観測所の見学、太陽望遠鏡での太陽観測等、いろいろとご指導いただきました。本当にありがとうございました。これらの成果を9月3・4日の文化祭で発表します。乞うご期待あれ!
次年度はさらに発展した内容にできるよう、部員一同頑張りたいと思います。
まずは、3校がそろった夕方4時から太陽観測の専門家にお願いした”太陽観測セミナー”、続いて各校の活動報告会、夕食後は銀河系の回転に関する講習会やミニプラネタリウムの制作等、密度の高い内容となりました。
二日目は大滝げんきプラザ名物(?)のBBQ、何故かこの時になって天候が回復、持参した太陽望遠鏡で太陽の観察を行い、最後に天文台も見学させていただきました。
大滝げんきプラザの皆さん、川越高校、川越女子高校の先生方、大変お世話になりました。
また、今年もふたつの大学から講師の方が同行して下さいました。旧コロナ観測所についてご説明いただいたり、私たちの部で使用しているものよりも高性能の太陽望遠鏡を持参いただきました。ありがとうございました。
国立天文台見学 2015/01/06
冬合宿 2014/12/27
夏合宿の雪辱を期して12月25日~26日に大宮高校、蕨高校と合同で大滝げんきプラザにて冬合宿を行いました。お互いの活動の紹介を含めた交流会も実施しました。夜半前は雲が所々あったものの、夜半過ぎからは持ち直し写真撮影等を行いました。天文台での観望では、ラヴジョイ彗星も見ることができました。
皆既月食 2014/10/08
夏合宿 2014/08/27
夏の太陽集中観測 2014/07~08