【校長室だより】1学年「人権教育講演会」実施

【校長室だより】1学年「人権教育講演会(パートⅠ)」実施

 10月16日(金)6・7時限目のLHRと総合的な探究の時間を使い、1学年「人権教育講演会」を体育館で実施しました。

 今回は講師として、埼玉県聴覚障害者協会事務局長の大内伸一様をお招きし、『ノーマライゼーションとは何か~手話学習を通して考える~』という演題での講演でした。講演は大内様が手話を使い、手話通訳の方が内容を話すという形で行われました。

 

 お話の中でまず印象に残ったことは、「ろう者」と「聴覚障害者」とではコミュニケーションの手段が違い、ろう者の方は手話が第一手段となり、聴覚障害者の方は読話(口話)が第一手段となるという点でした。そして、次に印象的だったことは、ろう者の方にとって、手話が「第一言語」であり、日本語は「第二言語」であるという点でした。

 大内様からは、生徒たちが事前に寄せた質問にも丁寧に答えていただきました。「手話が通じない場合はどのようにしてコミュニケーションをとるのですか?」という質問には、ジェスチャーを用いること、そして耳が聞こえる・聞こえないにかかわらず、顔の表情で伝え合うことの大切さについてのお話もありました。一方で、今はコロナ禍によってマスクを着用しなければならないので、表情が読み取りにくいという不便さがあることも指摘されていました。

 

 最後に、大内様のご指導で、「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」「ありがとう」などの簡単な手話を全員が学習しました。

 講演後、代表生徒からのお礼のことばがあり、大内様が退場される際でした。生徒たちは全員、今朝学習して仕込んでおいた「拍手」の手話で大内様をお送りしました。心温まるフィナーレでした。

 1学年では12月にも「人権教育講演会(パートⅡ)」を実施する予定です。