1年生国語総合の授業を紹介します
1年生の国語総合の授業を紹介します。単元は、「古文 随筆 徒然草「これも仁和寺の法師」です。
授業は、学習プリントが配布され、これまで授業で扱った復習を小テスト形式で行いました。時間を約5分とし、タイムプレッシャーのなか行っています。解答した小テストは回収し、生徒の学習状況について把握をされています。授業の流れに無駄がなく、生徒もルーティーン化した流れでよく理解してやっていると感じました。
次に、用言の活用を扱い「人居利」「人ぞ居流」「人こそ」「人居らばよし」「人居ればよし」などこれまでに学習した重要事項について確認をしていきます。続いて、「徒然草」P165〜に入っていきました。「仁和寺」の説明として、距離や風景、話の概要を解説していきます。作者は吉田兼好、(俗称)卜部兼好(うらべかねよし)、兼好法師、随筆、鎌倉時代末(中世)など「徒然草」にまつわる背景や深い知識が次々と説明が続きます。
担当の先生による「仁和寺」の朗読が始まりました。音読の抑揚、強弱の表現など豊であると感じました。プロジェクターに「鼎の壺」の写真を映し出し、足が3本あることから、「鼎談」とは「三人で話し合うこと」と説明がありました。視覚教材や学習プリンなど、学習を進める上で重要事項をおさえながら、無駄のない洗練された授業であると感じました。