万葉の庭の紹介②
万葉の庭〜散策の栞〜(2010.4.10西麗会総会に寄せられた髙橋会長の巻頭寄稿文を紹介します)
(写真:浦和西高校の過去のHPより)
万葉集4千五百余首のうち、草花や樹木が詠まれている歌は千七百首、その植物の種類は実に百五十種にもおよぶといわれます。万葉人たちが自然を愛し、自然とともに生活していたことがしのばれます。
さて、私たちの母校、浦和西高校には、中庭に「万葉の庭」があります。(中略)しかし誇るべきは、この庭が四半世紀に以上にわたってPTA〜教職員・在校生〜同窓生に受け継がれ、守られてきたことではないでしょうか。
35年前(2010年刊行、故に1975年 昭和50年頃)、PTAの皆さんが西高生たちに万葉人の息吹を伝えたいと自ら草木を持ち寄り、あるいは寄贈を募ったりして、万葉の庭づくりをスタートさせました。
西麗会「万葉の庭」〜散策の栞〜より紹介させていただきました。「万葉の庭」は多くの方々の想いがこめられた西高の伝統や歴史を育んだ貴重な庭であると感じました。