1年生数学Ⅰの授業を紹介します
1年生の数学の授業を紹介します。単元は、「2次関数の最大値、最小値」です。
4人グループ学習用の座席配置となり、各自学習プリントに取り組んでいます。担当の先生は、板書で問題を紐解くためのヒントとなるキーワードなどを示していきます。各自がまず問題を考えますが、これまでの学習の重要事項が板書してあるので、解答しやすい資料提供であると感じました。グループ学習では、自力解決が基本ですが考えに行き詰まったところで、グループ内で話し合いが自然に始まりました。自力解決の方向性を確認する生徒や、解答の糸口を探している生徒もいます。これに対し、教え役に回っている生徒も見受けられました。
世界の効果性の高い共通した教育方法に、「生徒に教師役をやらせる」と言われています。「教えることは学ぶこと」であり、我々教員も同じく教えるために日々教材研究を通し、「深く」「広い」学びを追求しています。この概念を、生徒にも適応できる場面を設定することは、教育の質を高め、効果性の高い教育方法であると言われています。本日の授業は、この概念を実践している授業であると感じました。