5年次研修授業「地理」を紹介します
5年次研修の一環で行われました「地理」授業を紹介します。該当学年は2年生です。単元は、「日本の自然の特徴と人々の生活」~沖縄を取り上げました。
授業はまず、本時の学習内容について説明がありました。本時の学習形態は、ジグソー法によるアクティブラーニングです。生徒は、4名のグループに分かれ、各グループに配布された資料に基づき、資料の読み込みと理解を深めていきます。このことをエキスパート学習と呼んでおり、この学びの助けとしては、配布資料に加えGoogleCrassroomに気候、地形、特産物などの映像資料が配信されており、深い学びができます。
テーマは「沖縄の宝」です。それぞれの資料から、各自またはグループ活動をとおし、このテーマについてフォーカスしていきます。約10分間ほど経過したのちに、エキスパート学習で学んだ各資料を持ち合わせて新たなグループとなり、ジグソー活動に入ります。
エキスパートのA,B,C順に学んだ内容をグループ内に伝えていきます。そして、各グループごとに「沖縄の宝」として絞り込みをしていきます。その際、宝として選んだ理由を明確にする必要があります。各エキスパートA、B、Cで学んだ資料を集約し、生徒たちの主体的で対話的な活動が活発に行われました。
授業のまとめとしては、各グループで決定した「沖縄の宝」について発表し、その理由を明確に伝えていきます。各グループともエキスパート学習で学んで資料からの知識を的確にまとめ、各班ごとの「沖縄の宝」を発表しあいました。また、その発表を聞きながら、参考となる知識を各自まとめていました。今回のジグソー法によるアクティブラーニングにより、気候や地形が人々の生活にどのような影響があるかを、「沖縄の宝」をとおして深く学ぶ機会となりました。