3年生現代社会の授業を紹介します
3年生の現代社会の授業を紹介します。単元は、「消費者問題」です。
授業のはじめに国際政治の学習のため「映像の世紀」(毛沢東)を視聴しました。当時、日中戦争の状況下における中国と日本の政局の対比を表現していました。また、日本と関係のあった諸国との関わりも映像により表現されていました。当時の状況がよく描かれており、臨場感を持って理解することができます。
本時の学習の内容「消費者問題」についてです。パワーポイントを活用し、「消費者の自覚」とスライドで示してあります。「賢い消費者とは、どんな消費者だと思いますか?」について、ペアワークで話し合いました。その結果、生徒を指名し回答させていきます。さらに、「社会にとって良い消費者とは?」と質問を続け、ペアワークで話し合う内容を深めていきます。また、消費者行政にふれ、消費者保護の観点より一連の消費者問題について、森永ヒ素ミルク事件、スモン病事件の後、消費者基本法1968年が法律が制定されるまでの社会的背景を説明がありました。
また、クーリングオフが成立するときとそうでない場合に触れ具体例を示しました。また、マルチ商法などの悪徳商法など関連した具体例を出し、消費者として被害を受けないためには、どうすればよいかなど説明がありました。また、個人として契約を結ぶことに触れ、法律にしたがって責任ある消費行動の重要性を強調した授業でした。