PTA講演会料理教室の紹介~西高パウンドを焼きましょう~
7月17日(土)PTA文化部主催による「PTA講演会料理教室~西高パウンドを焼きましょう~」をZoomを使い、リモートと対面によるハイブリッドで実施しました。
毎年文化部では文化祭の時に文化講演会を実施してきましたが、昨年はコロナのため実施できませんでした。今年も文化祭での実施はできませんが、7月17日に対面での参加を減らし、希望者は自宅でパソコンの画面を見ながらの参加という形で保護者・教員合わせて19名がそれぞれ西高の調理室と自宅に分かれ「西高パウンド」を焼きました。
「西高パウンド」というのは西高の中庭に立っている夏ミカンの木からとった実で作ったジャムとピールを加えたパウンドケーキのことです。リモートでの参加者は事前に配布されているジャムとピール、それにレシピのプリントを見ながらPC画面の説明に従って自宅で楽しく、調理室参加の皆様は会場のモニターとレシピを見ながら静かに黙々と作業を行いました。1時間もすると会場はおいしそうなバターの焼ける香りであふれかえりました。お味の方は試食するわけにはいかないので丁寧に包装し自宅で家族と楽しみました。
今回はリモートでもこういった体験を伴うワークショップ型の講演会を企画することができるという大きな成功を収めることができました。コロナによって制約を受ける中でもいろいろな活動が実施できるだけでなく、これまで事情で自宅を離れることができない、自宅が遠く来校することがためらわれる、といった方にも企画や行事に参加する機会を大きく広げることができる素晴らしいツールだと感じました。