3年生日本史Bの授業を紹介します
3年生の日本史Bの授業を紹介します。単元は、「第1時世界大戦と日本①」です。
本日の学習内容についてまず説明がありました。第1時世界大戦が起きた背景について、生徒に質問しながらこれまで学んだ知識を確認していきます。プロジェクターにはヨーロッパの地図が映し出され、ゲルマン系民族、スラブ系(パン=スラブ主義)のバルカン半島で起きた事象を丁寧に説明がありました。
続いて、バルカン同盟からブルガリアが離脱した背景もわかりやすく説明がありました。地図から、当時の国レベルの動向がよくわかる資料提示であると感じました。
そして、第1次世界大戦の発端となった史実の説明に続きます。生徒には、「それまでの戦争とW.W.1との違いは何か?」生徒は、「塹壕を掘った」「潜水艦を保有した」「機関銃の開発」、また経済的な面からも総動員して総力戦としての戦いであったなど、プロの軍人だけではなく、国民も共に戦う展開につながってくる時代背景を日本の史実も重ねて詳しい説明がありました。生徒は、これまで示された学習資料を整理しながらまとめていきます。また、長引く戦争の終わるきっかけについて説明が続きました。1917年におきた事件を生徒達に考えさせます。生徒はペア学習でこれまでの資料をもとに解答を探っていき、生徒の思考が深まる授業であると感じました。