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2021年7月の記事一覧

球技大会の紹介③

7月19日(月)球技大会最終日、決勝トーナメントが行われました。この決勝トーナメントは、学年を超えた全校のトーナメントで競技が行われました。

 

 

各種目の優勝及び準優勝は以下のとおりです。

【女子ドッジボール】

優勝 3年6組    準優勝 3年3組

【男子ドッジボール】

優勝 2年6組    準優勝 2年4組

【女子バスケットボール】

優勝 2年4組    準優勝 1年3組

【男子バスケットボール】

優勝 2年7組    準優勝 3年2組

【女子サッカー】

優勝 1年8組    準優勝 2年1組

【男子サッカー】

優勝 3年8組    準優勝 2年9組

 

 以上が、令和3年度球技大会結果でした。予選トーナメントにおいても、全ての試合が白熱した試合展開となり、チームのため、クラスのために全力で競技をしました。大変有意義な球技大会でありました。このエネルギーを持って9月に控えている文化祭に向け、クラスの調和と団結力で頑張ってください。

 そして、この球技大会の運営管理をしてくれました女子バスケットボールの皆さんが球技大会実行委員会として、影となり日向となって活躍をしてくれました。球技大会が円滑の進められてのも皆さんのおかげです。女子バスケットボール部の皆さんご苦労様でした。

 

PTA講演会料理教室の紹介~西高パウンドを焼きましょう~

 7月17日(土)PTA文化部主催による「PTA講演会料理教室~西高パウンドを焼きましょう~」をZoomを使い、リモートと対面によるハイブリッドで実施しました。

 毎年文化部では文化祭の時に文化講演会を実施してきましたが、昨年はコロナのため実施できませんでした。今年も文化祭での実施はできませんが、7月17日に対面での参加を減らし、希望者は自宅でパソコンの画面を見ながらの参加という形で保護者・教員合わせて19名がそれぞれ西高の調理室と自宅に分かれ「西高パウンド」を焼きました。

「西高パウンド」というのは西高の中庭に立っている夏ミカンの木からとった実で作ったジャムとピールを加えたパウンドケーキのことです。リモートでの参加者は事前に配布されているジャムとピール、それにレシピのプリントを見ながらPC画面の説明に従って自宅で楽しく、調理室参加の皆様は会場のモニターとレシピを見ながら静かに黙々と作業を行いました。1時間もすると会場はおいしそうなバターの焼ける香りであふれかえりました。お味の方は試食するわけにはいかないので丁寧に包装し自宅で家族と楽しみました。

 今回はリモートでもこういった体験を伴うワークショップ型の講演会を企画することができるという大きな成功を収めることができました。コロナによって制約を受ける中でもいろいろな活動が実施できるだけでなく、これまで事情で自宅を離れることができない、自宅が遠く来校することがためらわれる、といった方にも企画や行事に参加する機会を大きく広げることができる素晴らしいツールだと感じました。

西高生徒会によるUNマナーアップキャンペーン①の始動!

 

 先日行われた生徒総会の折に、飯嶋前生徒会長より全校生徒に対して「登下校時のマナーアップ」について呼びかけがありました。「登下校時のマスク着用や交通マナーのルール順守を徹底しよう」というものです。 

 これを受けて、石井生徒会長の代となり、この課題に正面から取り組むことになりました。今回は、生徒会役員が中心となり、本校の風紀委員会と合同で活動を行うこととなりました。活動内容は、西高生の登下校となる要所において、「西高マナーアップ」、「マスク着用」、「並列歩行禁止」などのカードを持ち西高生に注意喚起を図る活動を始めました。また、校長をはじめ生徒会関係、有志の教職員も参加し生徒会の活動を共に支援しています。このキャンペーンを機に「UNマナーアップ」がさらにすすみ、近隣や地域の方々からさらに信頼される学校となっていくことを期待しています。また、西高生の神髄である「自主自立」の精神をもって、各自がこの課題を心に刻み、「UNマナーアップ」につながることを願っています。

球技大会の紹介②

7月16日(金)球技大会2日目を迎えました。昨日に引き続き、各学年とも白熱した予選トーナメントが繰り広げられました。

 

球技大会の本部は、合宿所食堂において各大会結果の集計を行い、各学年決勝トーナメント進出クラスを確認しています。この球技大会実行委員会の本部は、女子バスケット部員が中心となって担っており、球技大会全体を管理運営しています。西高の特色である生徒主導で管理運営されている球技大会です。運営方法も先輩から代々受け継がれており、全ての競技が円滑に進められています。

7月16日(金)球技大会2日目の結果、次のクラスが決勝トーナメントに出場が決まりました。

【女子ドッジボール】

1年 1組 2組 8組

2年 5組 8組 9組

3年 1組 3組 6組

【男子ドッジボール】

1年 1組 5組 8組

2年 3組 4組 6組

3年 2組 4組 9組

【女子バスケットボール】

1年 3組 4組 9組

2年 2組 4組 7組

3年 1組 2組 4組

【男子バスケットボール】

1年 4組 6組 8組

2年 5組 7組 9組

3年 2組 3組 7組

【女子サッカー】

1年 1組 4組 8組

2年 1組 3組 9組

3年 2組 8組 9組

【男子サッカー】

1年 3組 4組 7組

※2年生及び3年生の男子サッカー決勝トーナメント出場は、7月19日(月)の朝延長戦を経て決定します。

どの試合も、躍動的で緊張感があり、西高の「自主自立」の精神が生かされた見事な予選トーナメントでした。

いよいよ来週月曜日は、決勝トーナメントとなります。決勝トーナメントは、学年を超えた全校のトーナメントとなります。どのクラスも映えある栄冠にむけて、全力で取り組んでください。皆さんの健闘を楽しみにしています。 

球技大会の紹介①

7月15日(木)、16日(金)、19日(月)の3日間、球技大会が開催されます。競技種目は、男子女子とも①サッカー、②バスケットボール、③ドッヂボールの3種目です。

 

〇7月15日(木)開会式後、各学年予選リーグが開始されました。

〇種目及び人数  男子:サッカー(9)、ドッジボール(12)、バスケットボール(5)

         女子:サッカー(7)、ドッジボール(14)、バスケットボール(5)

〇参加形式  男女比に関わらず、男女とも各種目にエントリーする。

       ※全員が、必ず1種目は出場する。人数不足の場合は3種目出場しても差し支えない。

〇競技方法

①試合方法  3HR、9グループの予選とトーナメントを行い、各グループの1位による決勝トーナメントを実施

       する。

②時 間   サッカー:10分 ハーフタイム無し1ラウンド制

       ドッジボール:10分

       バスケットボール:4分30秒 2クォーター制 ハーフタイム1分

③順位決定  時間内で勝者が決定しない場合以下のとおりとする。(予選トーナメント、決勝トーナメント共通)

       サッカー:PK 1人目からサドンデス

       ドッジボール:延長戦で先に1人当てたほうが勝ち 3分で決まらない場合は代表者1名でじゃんけ

       ん

       バスケットボール:フリースロー 1人目からサドンデス

④審 判   サッカー:男女サッカー部

       ドッジボール:男女ハンドボール部

       バスケットボール:男女バスケットボール部

以上、本日より球技大会が始まりました。各ゲームとも白熱した競技が続いています。 

5年次研修授業「地理」を紹介します

5年次研修の一環で行われました「地理」授業を紹介します。該当学年は2年生です。単元は、「日本の自然の特徴と人々の生活」~沖縄を取り上げました。

 

  授業はまず、本時の学習内容について説明がありました。本時の学習形態は、ジグソー法によるアクティブラーニングです。生徒は、4名のグループに分かれ、各グループに配布された資料に基づき、資料の読み込みと理解を深めていきます。このことをエキスパート学習と呼んでおり、この学びの助けとしては、配布資料に加えGoogleCrassroomに気候、地形、特産物などの映像資料が配信されており、深い学びができます。

 テーマは「沖縄の宝」です。それぞれの資料から、各自またはグループ活動をとおし、このテーマについてフォーカスしていきます。約10分間ほど経過したのちに、エキスパート学習で学んだ各資料を持ち合わせて新たなグループとなり、ジグソー活動に入ります。

 エキスパートのA,B,C順に学んだ内容をグループ内に伝えていきます。そして、各グループごとに「沖縄の宝」として絞り込みをしていきます。その際、宝として選んだ理由を明確にする必要があります。各エキスパートA、B、Cで学んだ資料を集約し、生徒たちの主体的で対話的な活動が活発に行われました。

 授業のまとめとしては、各グループで決定した「沖縄の宝」について発表し、その理由を明確に伝えていきます。各グループともエキスパート学習で学んで資料からの知識を的確にまとめ、各班ごとの「沖縄の宝」を発表しあいました。また、その発表を聞きながら、参考となる知識を各自まとめていました。今回のジグソー法によるアクティブラーニングにより、気候や地形が人々の生活にどのような影響があるかを、「沖縄の宝」をとおして深く学ぶ機会となりました。

万葉の庭の紹介⑨

万葉の庭にある「6 いはつな(テイカカズラ)」を紹介します。(万葉の庭〜散策の栞より)

「石(いは)つなのまたをちかへりあをによし 奈良の都をまた見なむかも」

(巻六ー一〇四六)

 

*大意

(石つなの)また若返って、あの美しい(あをによし)奈良の都を、もう一度見ることができるだろうか。

*ひと言

「石つなの」は枕詞で「をちかえり」は若返るの意。「あをによし」は、いうまでもなく地名「奈良」にかかる有名な枕だが、形容詞的に<美しい>と解釈しても大きな間違いではなだろう。老境のしみじみとした歌である。なお、テイカカズラの名は、ある伝説(式子内親王とのラブロマンス?)に由来するという。謡曲・定家は、この伝説に材を採った。

*植物メモ(キョウチクトウ科)

初夏のころ、おもちゃの風車のような形をした白い花を咲かせ、付近に甘い香りを漂わせる。つるは、太さ4センチ、長さは10メートルにも及び、他の植物に巻きついて高くのぼる。墓にまとわりついて、死後も式子内親王を悩ませたという伝説も、むべなるかなの勢い、しつこさではある。

3年生生物の授業を紹介します

3年生の生物の授業を紹介します。単元は、「生殖と発生」(遺伝座と遺伝子型)です。

 教科書の本日の学習内容について説明がありました。DNAから構成されている染色体について、生徒に質問しながら授業が始まりました。染色体のモデル図を板書し、前回まで学習したメンデルスの法則について触れ生徒に質問し、優性の法則と生徒から解答を引き出しています。これは、前時と本時の知識を体系的につなぎ、知識を確なものにするために、重要事項の確認であると感じました。

 また、X染色体に赤色、緑色を判別する遺伝子の存在する場所を遺伝子座と言う説明がありました。同じタイプの遺伝子の組み合わせをホモ接合、テヘロ接合と説明がありました。今後一般的に使われる可能性の有る「顕性」の紹介がありました。この情報は、時代を先取りした知識かもしれないと解説がありました。この情報を高校生が知ることは貴重な機会であると感じました。Rh式の説明では、Rh +、Rh -、RR・Rr→Rh +、rr→Rh -となり、優勢と劣勢遺伝子の解説がありました。さらに性染色体、ゆう性染色体であっても不活性で有る場合があると説明がありました。また、猫を飼っている生徒を指名し、毛の色から染色体に相違があることの説明がありました。学習プリントの問題を取り上げ、入試に頻出する猫の問題を具体的に示していきます。また、オスの三毛猫が3万分の1の確率で出現する話がありました。遺伝子に関連した多くの説明があり、大変興味深い授業でした。

1年生数学Ⅰ・Aの授業を紹介します

1年生の数学Ⅰ・Aの授業を紹介します。単元は、「数と式」です。

 授業はまず、四人グループに別れ学習プリントに取り組みました。与えられた時間は15分間です。自力で解きながらわからないところは、グループ内で教えあって良いという設定です。生徒は、まずグループに頼らず、自力解決を基本に取り組んでいます。その後、概ね解き方が分かったところで、グループ内で確認や教えあいが始まりました。プリント学習のテーマは、「記述模試」を念頭に置き答案を仕上げていくという課題です。共通テストに通じる良い取り組みであると感じました。

 世界の効果的な学習の中で効果性のある教育の在り方に、「生徒に教師役をやらせる」というものがあります。人に教えるということは、自らの学びに「広がり」や「深まり」を得ることができます。グループ内で、自然発生的に「主体的」、「対話的」なグループ学習の中で、生徒が教師役を努めている場面を観察できました。担当の先生のグループ学習のあり方は、効果性のある学習方法であると感じました。また、グループ学習の際、机間巡視をして、生徒の学習理解度を把握しており、その後の授業の進め方の参考としています。

・ICTを活用し、プロジェクターには「数と式」の問題が、投影されています。演習問題を15分取り組んだ後、各グループから解答の発表がありました。演習問題の1番目について最初のグループが発表しました。グループで導いた解答をプロジェクターに映し、解答のプロセスを説明していきます。見事な解答であり、クラス内から拍手が起こり、生徒の主体的な学習活動を感じる授業でした。

1年生数学Ⅰの授業を紹介します

1年生の数学の授業を紹介します。単元は、「2次関数の最大値、最小値」です。

 4人グループ学習用の座席配置となり、各自学習プリントに取り組んでいます。担当の先生は、板書で問題を紐解くためのヒントとなるキーワードなどを示していきます。各自がまず問題を考えますが、これまでの学習の重要事項が板書してあるので、解答しやすい資料提供であると感じました。グループ学習では、自力解決が基本ですが考えに行き詰まったところで、グループ内で話し合いが自然に始まりました。自力解決の方向性を確認する生徒や、解答の糸口を探している生徒もいます。これに対し、教え役に回っている生徒も見受けられました。

 世界の効果性の高い共通した教育方法に、「生徒に教師役をやらせる」と言われています。「教えることは学ぶこと」であり、我々教員も同じく教えるために日々教材研究を通し、「深く」「広い」学びを追求しています。この概念を、生徒にも適応できる場面を設定することは、教育の質を高め、効果性の高い教育方法であると言われています。本日の授業は、この概念を実践している授業であると感じました。