2021年11月の記事一覧
②マラソン大会について
男子のスタートの準備です。各生徒は、入念に準備体操を行っています。
男子は10:45〜にスタートしました。駐車場を1周したのち、スロープを登りきってスタジアムに入っていきます。1周3.5kmのコースを2周し、約8kmのコースを走ります。
体育の授業でこれまで頑張って練習してきた成果をどの生徒も生かして走りきっています。
女子は、11:05にスタートしました。男子と同様に駐車場を1周してから、スタジアム内に走っていきます。
女子も積極的にレースに臨みました。坂道のスロープも果敢に走り込んでいきます。
それぞれの生徒は粘り強く取り組み、秋晴れの晴天のもと素晴らしいマラソン大会となりました。また参加した生徒は、自分自身に打ち勝ち、最後まで諦めることなく無事ゴールすることができました。今後は、この頑張りを自信としてもち、充実した毎日をおくれることを願っています。皆さん大変ご苦労様でした。
①マラソン大会について
令和3年11月24日(水)埼玉スタジアム2002におきまして、第42回浦和西高校マラソン大会が開催されました。天気は快晴で、大会開催には素晴らしい条件です。
早朝より、マラソン大会開催のために体育科職員、関係職員、サッカー部の生徒が準備を手伝ってくれました。
開会式は10:00より行われました。校長あいさつの後、市原先生よりコースの詳しい説明など、大会参加の諸注意がありました。
④UNマナーアップキャンペーンについて
11月19日(金)4日間にわたる「UNマナーアップキャンペーン」を予定通り終えました。
生徒会役員、風紀委員、生徒指導関係職員・有志の先生方、ご苦労様でした。
前回までにもお伝えしましたが、最近西高生の登下校に関する苦情は少なくなってきており、各生徒がマナーを心得た行動をとってくれています。直接の学校への苦情は減ってきておりますが、警察や交番にいくつか苦情が寄せられております。その情報を紹介すると、中間考査や期末考査期間に生徒が時間的に一斉下校する場合があります。そんな時に、歩道いっぱいに広がって下校するなど、他の歩行者にご迷惑をかけている場面があるようです。
そこで、本日は「江戸しぐさ〜七三の道」という江戸時代から伝わる歩行マナーについてお伝えします。
「江戸しぐさ〜七三の道」とは
「道の真ん中を歩くのではなく、自分が歩くのは道の3割にして、残りの7割は緊急時などに備えて他の人のために開けておくこと」とされています。西高生の皆さん、この”江戸しぐさ”を参考として、近隣の方や歩行中の方々に配慮した「西高しぐさ」として「UNマナー」に入れてみるのはいかがでしょうか。地域から信頼され、愛される西高であることを願っています。
1年生家庭基礎の授業を紹介します
1年生の家庭基礎の授業を紹介します。単元は、「食分野」です。
挨拶後、前時の学習内容を確認するために、パワーポイントで資料を提示し説明がありました。続いて、本時の学習内容についての説明がありました。この授業の導入は、前時と本時を学習すべき要点について体系的に捉えることができるため、生徒にとって学習内容を理解しやすい授業の導入であると感じました。プロジェクターに投影されたパワーポイントの学習資料に、必要に応じチョークで加筆し、アンダーラインで強調し、学習の要点を整理しやすいと感じました。
続いて「食品添加物」についての説明がありました。食品添加物は悪者だけの概念が強い印象であるが、そんな概念だけではなく①製造や加工に、②品質の向上、③風味や外観の向上、④食中毒と保存性の防止、⑤栄養成分の強化として、必要となる実例を取り上げ「食品添加物」の必要性について詳しく説明がありました。事前に学習プリントが配布されており、説明を聞きながら生徒は学習プリントに整理していきます。学習プリントは、パワーポイントの提示資料とリンクしており、学習内容を整理しやすい学習プリントです。次に、防かび剤についての説明に入りました。プロジェクターには、グレープフルーツやレモンの写真が掲出してあり、併せて商品説明表示を提示し、防かび剤の表記とその効果について詳しい説明がありました。
ここで学習形態を個人からグループワークに変えました。新たに、学習プリントが配布されました。学習プリントより、「食育基本法」を取り上げ、食品自給率、地球温暖化、伝統的な食文化、農山漁村の活性化に言及し幅広い学びを取り上げています。続いて、「和食文化」に焦点を当て「文化」として学びに入りました。GoogleClassroomに事前にアンケート調査をしており、生徒へは既に回答した結果を示し、「和食の特徴」に結びつけた授業を展開していきます。担当の先生の一連の授業はICTを有効に活用した授業であり、知識を深める最新情報の提供が豊富にある授業であると感じました。
3年生英語の授業を紹介します
3年生の英語の授業を紹介します。単元は、「Change the World Unit 11 」です。
挨拶後、本時の学習内容について説明がありました。プロジェクターには、リスニングの設問について提示されています。続いて、リスニングテストが始まりました。各生徒は注意深く聴いています。その後、解答・解説プリントが配布され、担当の先生が英単語等の解答を読み上げ、生徒は先生の後に続いて発音していきます。次に、4名のグルーピングを行い、配布された学習プリントを互いに読み上げ、解答の確認をグループ内で行っていきます。再び本文のパラグラフごとの内容理解に入っていきます。パラグラフごとに、1導入、2序論、3本論(ワイズマンの実験など)を示しながら、生徒には、本文の全体の概略について質問し、要約した文を示していきます。
各パラグラフの和訳については、パワーポイントによく整理されており、英文の文法上の事項を押さえながら、和訳します。再び、本文がレコーダーで流され、リスニングしながら全体像を確認していきます。重要な事項やセンテンスごとの要点を押さえ、英文全体像を把握することを重視した授業展開であります。再び本文のリスニングを聴いた後、ペア学習を行い、学習プリントに整理されたパラグラフごとの和訳について生徒相互に確認していきます。再び本文をリスニングし、全体像を把握しパラグラフごとの要点を詳しく理解するよう担当の先生は指示をされました。この学習法は、長文について繰り返し触れながら学習を進める多読を意識した手法であり、長文読解に適した学習法であると感じました。
3年生英語の授業を紹介します
3年生の英語の授業を紹介します。単元は、「Aviator Day 2」(英文法)です。
挨拶後、校長、教頭が授業観察をしていることを英語で紹介してくれました。本時の学習内容について説明がありました。すでに配布されている学習プリントの設問に生徒は答えていきます。設問に従い、生徒は次々に解答していきます。注釈が必要な解答については、担当の先生は詳しく内容説明を加えます。また、重要な文法上の設問に関しては板書しながら丁寧に説明をしていきます。「If goes without saying that S+V」(…は言うまでもない)「I had to 〜make(使役) myself heard(過去分詞) in the crowdなどを確認していきます。指名された生徒は、まず解答を含めセンテンス全体をリーディングします。そして、そのセンテンスの和訳をしていきます。担当の先生はこの解答に特に必要となる事項の解説を加えていきます。
設問の中には“ひっかけ問題”が存在することを取り上げ、where(正解→which)と回答する場合が多くいることを生徒に伝えました。これは受験にフォーカスした対処法であり、実践的な対策を扱った学習内容であると感じました。また、各設問の基礎となる文法上の注意点に焦点をあて、基礎基本をしっかりと押さえた授業であるとも感じました。続いて、生徒への質問は継続していきます。また、答え方についてもベター及びベストの解答を紹介して、ベストの解答を目指すことを強調していきます。
本時は、3年の2学期後半であり、受験に焦点が当てられた授業であります。演習を中心とした学習内容で、英文法の基礎基本を重視して捉えながら、実践面で陥りやすい問題も取り上げており、受験対策に焦点が当てられた効果性の高い授業であると感じました。また、授業に参加している生徒の表情が明るく、楽しみながら英語課題に取り組んでいる姿が印象的でした。
よりみち西高(講)③のお知らせをします
12月18日(土)実施のよりみち西高(講)座③「かんたん!陶芸教室」の案内についてはこちらをクリックしてください。
③UNマナーアップキャンペーンについて
令和3年11月16日(火)本年度第2回UNマナーアップキャンペーンを開始しました。期間は11月19日(金)までの4日間です。
活動の場所は、西高から与野駅までの主要箇所に生徒会役員や風紀委員がプラカードを持ち、UNマナーアップ活動を行っています。
今年度、登下校中に自転車と車による交通事故が何件か報告されています。幸いにも大きなケガには至ってはいませんが、登下校時間帯は交通量も多いことから注意を呼び掛けているところです。
自転車による交通事故は様々なケースがありますが、被害者にも加害者にもなる場合があります。狭い路地の通行や、一時停止すべき場所においては交通ルールを順守して、安全に登下校を行うように心がけましょう。
1年生英語の授業を紹介します
1年生の英語の授業を紹介します。単元は、「Lesson 7 Paper Architect Section 4」です。
授業の始めに、推奨する学習資料について触れました。活用しやすい学習資料は、生徒の自学自習を促す上で重要な情報提供であると思います。続いて、配布されている学習プリントの穴埋め問題について、多くの生徒を指名し解答していきます。学習プリントは、①文法上の設問に答え、②続いて英作文形式を解答していきます。生徒と正解を確認し、次の学習に入ります。プロジェクターには、「make it a rule to 〜:〜すると決めている」とあり、「電車の中では、本を読むことに決めている」について英文で答える設問です。
担当の先生は、ペア学習で解答を確認するよう指示をしました。生徒の中には、不確かな英訳であってもペア同士で確認することで、解答に自信がもてているように見受けられました。担当の先生のペア学習は、ただ形式的な話し合いだけでなく、正解に導くための時間的な余裕をとり、自信をもって解答できるようペア学習を活用していると感じました。
次に、プロジェクターには本文が投影され、レコーダーから英文が流れます。重要な語句について生徒を指名し、その意味について本文中から引用し説明をさせます。「first-rate:一流の、一級の」、「devote oneself to〜:〜を捧げる」など生徒に質問します。併せてペア学習することで、解答を確かなものにしていきます。「aesthetic〜」(美的な)の後になんという単語が隠されているかという質問を生徒にしました。次に「Q. What does “to grow” mean to Mr,Ban? A. It means の質問を生徒に投げかけます。まずは、生徒個人が考える時間を設けます。一定時時間の経過後、そこでペア学習の時間をとり、生徒は解答します。
続いて、本文の各センテンスの意味を丁寧に辿って和訳していきます。授業の展開として、まず生徒個人が今の力だけで考えることを重視しています。そして、その解答が正しいかどうかをペア学習を活用し、確認していく形式をとっています。結果的に生徒は自信をもって解答し、重要な知識を身につけていくことができる授業であると感じました。
3年生英語の授業を紹介します
3年生の英語の授業を紹介します。単元は、「Change the world Unit 9」です。
挨拶後、リスニングから授業が始まりました。教科書P37、P19の関係英文がレコーダーから流れます。生徒は、真剣にリスニングし、設問に解答していきます。正解のプリントが配布されて自己採点後、個人の記録用紙に採点結果を記録していきます。続いて、本日の本文がプロジェクーに示されており、パラグラフごとの英訳について、生徒を指名していきます。投影された英文に、担当の先生は色チョークを使い、アンダーラインや重要事項を加筆しながら、英訳のポイントや重要となる文法について解説していきます。
また、重要語句については、改めて板書しながら詳しく説明を加えていきます。また、生徒を指名し、重要語句に示されている詳細の意味について確認していきます。本文について、担当の先生は本文の背景を説明しながら具体的なイメージで全体像を把握しながら授業が進められていきます。また、担当の先生の解説などがテンポがよく進み、またユーモアも交えながら展開し、よく分かる授業であると感じました。
②UNマナーアップキャンペーンについて
11月12日(金)放課後、「UNマナーアップキャンペーン」の実施に向けたミーティングがありました。参加者は、生徒会役員と1、2年生の各クラス風紀委員(18クラス❎2名=36名)の全員が参加し、ミーティングが行われました。
石井生徒会会長(任期11月)は、前飯島生徒会長のUNマナーに関する課題を引き継ぎ、第2回目となる「 UNマナーアップキャンペーン」を企画してくれました。以下に、石井生徒会長が作成してくれた実施要項の一部を紹介します。
1 目 的
いまだに存在する近隣の方々からの苦情をなくし、地域から信頼され愛される浦和西高を形成するため
2 期間と場所
令和3年11月16日(火)〜11月19日(金)の4日間 放課後16時まで
西高通り、コープ、眼鏡市場、ヤオコーなどグループ編成して行う などです。
最近は、学校に寄せられる苦情は減少してきており、西高生の登下校のマナーについて改善が見られています。しかし、一部の生徒に「歩きスマホ」「歩道いっぱいに広がって歩く」「裏道や細い路地での自転車のマナー:スピードの出し過ぎ、一時停止違反等」が見受けられます。
今回も、生徒の自主自立の精神により、「UNマナーアップキャンペーン」を生徒の手作りで実施されます。
西高の伝統・校風である「自主自立」の精神の真髄を生かした「UNマナーアップキャンペーン」の実施にご理解いとご協力をお願いします。そして、地域から信頼され、愛される西高であることを願っています。
1年生英語の授業を紹介します
1年生の英語の授業を紹介します。単元は、「Lesson 7 Paper Architect Section 4 」です。
挨拶後、小テストから授業が始まりました。解答時間は5分間です。これまで学習した内容からの出題で、設問は選択式と記述の混合で出題され、全部で20問あります。5分間のタイムプレッシャーの中で生徒はスピーディーに解答していきます。解答後は、隣の生徒と相互に採点していきます。解答は、担当の先生が模範解答を板書で示し、各生徒に返却・回収し、先生の方で集計します。一連の小テストの対応がルーティーン化しており、日々の授業内容に位置づけられていると感じました。続いて、生徒と英語によるコミュニケーションをはかっていきます。「昨日寝た時間や本日起床した時間」についての日常的な様子を英語でとやりとりをしていきます。授業全般を通し、オールイングリッシュを意識した授業展開であります。
続いて、1分間のペア学習に入りました。ペアの1人は、日常の出来事について質問をし続けていきます。相手は、その質問に答え続けていきます。連続性のある会話で、生徒たちも英語表現に慣れている様子が伺えました。次に、レコーダーによるリスニングです。重要となる文法表現については、担当の先生が板書し、生徒と共に確認していきます。プロジェクターには本文に関連した3つのメッセージが書かれたスライドが提示されています。このスライドの提示に従い、再びペア学習が始まります。スライドの指示に関し、生徒に質問していきます。続いて、プロジェクターに英文を精読するためのポイントが示してあり、この項目に従い学習プリントの英文を確認していきます。例えば「☆スラッシュの単位で意味を取る」など英文を精読していくためのキーワードが示されています。担当の先生は机間巡視をしながら学習状況を確認していきます。そして生徒の学習状況からすべての項目ではなく、設問事項を絞ってペア学習を進める指示をしました。生徒の学習状況を判断しての授業展開であったと感じました。授業の資料準備がよくなされ、生徒の学習活動を補助する工夫が随所にある授業であると感じました。
2年生英語の授業を紹介します
2年生の英語の授業を紹介します。単元は、「Crown Ⅱ Lesson7まとめ」です。
挨拶後、配布された学習プリントの設問に解答する形式で英文の発音を主体に授業が始まりました。続いて、グルーピングを行い、配布された封筒に7種類の英文シートが入っており、英文の話の構成上グループで話し合って順番を決めていく課題が出されました。各シートの英文を的確に把握し、続いて内容構成上適切な順位をつけていく英文読解の総合的な課題であると感じました。グループの生徒は各シートを読み込みグループ内で盛んに意見交換しています。各シートの英文は、担当の先生が教科書の本文を要約したものを使用しています。従って、本文そのものではなく要約した英文を理解して行く必要があります。
生徒は各グループで話し合ったシートの順番を板書し解答していきます。担当の先生は、全グループの解答を見渡し、相違ある箇所についてグループごとに説明をさせ、正解に導いていきます。この授業の形態は、「生徒と生徒」、「教師と生徒」のコミュニケーションを重視した授業であり、教師主導の一方向型授業形態ではなく、生徒の相互作用のある双方向型授業形態であると感じました。
2年生英語の授業を紹介します
2年生の英語の授業を紹介します。単元は、「Lesson7 Why Biomimicry? & Lesson8 Working agairst the clock. 」です。
挨拶後、英単語の確認から授業が始まりました。質問や指示内容は英語で行われ、授業の全編をオールイングリッシュを意識し、授業が展開していきます。生徒の解答を板書し、一つ一つの英単語を発音しながら確認していきます。配布された授業プリントに生徒は取り組み、担当の先生は机間巡視をしながら生徒の学習状況を確認していきます。続いて、Readingに入り生徒を指名し、授業プリントの空欄を埋める設問に対し生徒は解答していきます。また、解答については担当の先生が丁寧に板書をして、正解を確認していきます。指名される生徒数は多く、発言の機会が与えられており、それぞれの生徒の活躍する場を設定しています。また、前時に公欠等した生徒を担当の先生は記憶されており、解答する内容に配慮している様子が伺われ、学習者起点に授業が展開しているのだと感じました。
続いて、次の学習プリントが配布されました。プロジェクターには次のLesson 8の資料が提示されています。本文に関係する写真が提示され、生徒に質問をしていきます。英語で質問し、生徒は英語で考え、英語で解答していきます。また、必要な重要語句をプロジェクターに提示しながら、生徒に質問を投げかけていきます。担当の先生は、断定的な解答は控え、次第に正解に近づくよう生徒の考えや解答について、英会話を通して引き出していく授業であると感じました。
1年生英語の授業を紹介します
1年生の英語の授業を紹介します。単元は、「Lesson7 Paper Architect Section3」です。
挨拶後、プロジェクターに前時に学習した英単語が提示され、4択で解答していく小テスト形式で出題されました。生徒は携帯電話を使い、カフートと呼ばれるソフトを活用し、携帯電話から設問に解答していきます。ゲーム的感覚で解答することができます。生徒の解答した結果は、瞬時に集計され全問正解者などの集計結果を確認することができます。これはICTを活用した新たな工夫であり、瞬時に生徒の理解度を把握するなど活用範囲の拡大が期待できるICT活用方法であると感じました。
続いて、レコーダにより本日の英文のリスニングが始まりました。また、プロジェクターに英文が提示され、「NPO、NGO」の単語があり、生徒には携帯の検索機能を使って調べ学習を指示し、それぞれの概念を確認しました。続いて、本文に記載の内容についてペア学習でぞれぞれの組織がどのような活動をしているかを具体的に話し合っています。プロジェクターの英文には重要事項を確認するために、必要箇所にマーカーや加筆がなされていきます。さらに、災害地の避難所の様子を記録した動画を提示し、現在学んでいる学習内容について臨場感を持って学習できる工夫をしています。学習成果の集計、学習資料のパワーポイント、関係動画の提示等ICTを適切にかつ有効活用している授業であると感じました。
2年生英語Ⅱの授業を紹介します
2年生の英語Ⅱを紹介します。単元は、「Bio-mimicry」です。
授業は、オールイングリッシュで展開されています。プロジェクターには本文が提示され、担当の先生により軽快なリズムで、英文をリーディングしていきます。次に、学習プリントが配布され、ペア学習が始まりました。プリントには、教科書の内容についての設問が用意されており、ペア間で英語によりコミュニケーションを取りながら本文に沿った内容で解答していきます。解答に当たっては、本文の要約も重要な要素となっています。続いて、本文中の「新幹線」に関連する質問を連続的に聞いていきました。多くの生徒に多様な角度から質問していきます。
質問内容も多様で、さまざまな角度から質問をしていきます。指名された生徒は、直ちに解答できる生徒もいますが、解答がなかなか上手くできない生徒もいます。しかし、担当の先生は、ジェスチャーや平易な言葉に変えて、質問された生徒が自力により解答できるように導いています。また、プロジェクターには地図や関係する写真を多数用意してあり、言語としての英語を視覚教材と絡めて、表現方法や解答方法が一つではなく、多様な表現があることを提示してくれています。また、解答に苦慮している生徒であっても、性急に答えを求めず、その場において適切なサポートをしながら生徒が自力解決できるように解答を引き出してくれています。丁寧で分かり易い授業であると感じました。
①UNマナーアップキャンペーンについて
11月5日(金)リモートによる生徒会役員選挙に係る立会演説会が行われました。全ての役員候補の演説や応援が終了の後、現在の石井生徒会長から「第2回 UNマナーアップキャンペーンについて」の説明がありましたのでお伝えします。
「第1回UNマナーアップキャンペーン」は前飯島生徒会長が西高生に登下校のマナーやマスクの着用を励行しようと生徒会役員や風紀委員によるキャンペーンを企画してくれました。最近は西高生の「UNマナーアップキャンペーン」の影響もあり、西高生の登下校等のマナーが改善されてきましたが、自転車の運転や走行マナーについて注意を促す連絡をいただいております。そこで、石井碧生徒会長が中心となり「第2回UNマナーアップキャンペーン」を行うこととなり、生徒会役員選挙の最後に全校生徒に向けメッセージを送ってくれました。
メッセージの全文 ➡️ こちらこちらをクリックしてください。
3年生英語Ⅲの授業を紹介します
3年生の英語Ⅲの授業を紹介します。単元は、「Change the World」です。
挨拶後、第9回、第10回のリスニングテストから授業が開始されました。レコーダーから英語による設問が出され、生徒は解答していきます。このリスニングテストは授業に組み込まれたルーティーンとして定着し、日々の学習内容の一環として行われていると感じました。リスニングテスト終了後、解答が配布され自己採点を行います。プロジェクターには、パワーポイントにより本日扱う英文が提示してあります。重要語句にはアンダーラインが提示してあり、設問に関係する説明を行なっていきます。そして設問内容に関して、ペア学習が始まります。生徒は活発に意見交換を行なっていきます。続いて、生徒を指名しペア学習で話し合った内容について解答を求めていきます。さらに、次の生徒には前者の答えに加えて、強調できる英文の箇所を質問していきます。担当の先生の解説を加えながら、英文を深く解釈していくのだと感じました。
さらに、プロジェクターの英文にラインマーカーで加筆し、強調すべき重要語句等の解説を加えていきます。また、確認すべき重要語句については生徒に解答を求めていきます。授業全般をとおして、ただ英文を流れに従って読み進めるのではなく、注意すべき内容や、重要語句に対する生徒の注目度に焦点をあて、詳しい解説を加えていきます。またペア学習を適切に取り入れながら授業をすすめることで、学習内容に広がりや、厚みのある授業であると感じました。
2年生コミュニケーション英語Ⅱの授業を紹介します
2年生のコミュニケーション英語Ⅱの授業を紹介します。単元は「Lesson7 Why Biomimicry? Section 2」です。
挨拶後、本時は校長と教頭が授業見学していることを英語で伝え、生徒諸君は我々に挨拶をしてくれました。担当の先生からは授業全般を英語で通し、授業の内容や活動方法など全てが英語で表現されています。プロジェクターにはカウントダウンタイマーが作動しており、タイムプレッシャーのなかで、小テストを実施しています。続いて、2分のタイムプレッシャーの中で、ペア学習が始まりました。前時に行った本文中の内容に関し、授業プリントにあるキーワードを伝え、これに関して英語で説明するという課題のペア学習です。前時までの学習内容の概略を振り返り、総括的に英語で表現することができる学習内容です。
また、その解答に相当する内容をライティングとして英文で記録していきます。英語の学習課題である4技能を網羅した総合的な学習内容でると感じました。また、ここでもプロジェクターを活用し、カウントダウン形式のタイムプレッシャーの中で学習を進めていきます。実際の大学受験を考えても、限られた時間内に成果を収めていかなければならないことから、常に時間の概念を取り入れた授業実践であり、かつ効果性の高い授業内容であると感じました。次に、別の授業プリントが配られました。プリントには、各種の動物が提示してあり、①どのくらい高く飛べる、②どのくらい速く走れるなどペア学習をしていきます。その後、プロジェクターにはBBC放送の動画が流され、今話し合った正解を動画で確認していきます。映像が素晴らしく臨場感を持って生徒は集中して試聴しています。オリンピックをベースとした各種動物が人間の能力を超えているということ内容で試聴を締め括りました。本授業は、学習内容が充実してる授業であると感じました。
2年生化学基礎の授業を紹介します
2年生の化学基礎の授業を紹介します。単元は、「酸と塩基」です。
挨拶後、前時の授業プリントで本時の学習内容の確認をしました。「酸性」について連想する内容を生徒に質問をしていきます。回答した生徒が次の回答者を出席番号で指名します。プロジェクターにはパワーポイントを活用し、「塩基」、「アルカリ」、「水に溶ける」と具体的な表示をしています。次に、「おもな酸と塩基」の資料提示があり、担当の先生の説明が続きます。この資料は、生徒が持っている資料集のデータであり、生徒は手元の資料とプロジェクターの画像の両方で資料を確認することができます。
プロジェクターには、ビーカーの図が表現してあり、そこにアニメーション機能を活用し、水素や塩素などのイオンをビーカー内に発生させていきます。そこに、丁寧な解説が加わり大変わかりやすい学習資料の提示であると感じました。続いて「オキソニウムイオン」教科書P62の配位結合の復習内容に触れ、現在の学習を補填している説明がありました。さらに、生徒には原子番号1〜20までの元素記号をノートに書くようと指示をしました。この元素記号の知識は、化学の基礎基本であるので確実に身につけることが重要であると説明がありました。本時の学習内容に関連した重要な事項を、これまで学んできた学習内容から関連事項をクローズアップしてあり、学習内容に厚みのある授業展開であると感じました。