ブログ

2023年1月の記事一覧

初任者による今年の抱負紹介(3)

【音楽・M先生】

 西高はすごく自然が豊かで窓から入ってくる光はキラキラしていて気持ちがよいです。夕焼けは暖かいオレンジ色と澄んだ青に新都心のビル街が映り、毎日見ても飽きません。

 そんな西高で過ごす西高生は、挨拶がきちんとでき、誰かのために動くことができます。心が豊かで表情も豊かです。当たり前のことかも知れませんが、簡単ではないと思います。

 西高生の笑顔がさらに輝くように、私も一緒に笑顔で過ごせる一年にしたいと思います。

初任者による今年の抱負紹介(2)

【国語・F先生】

 昨年は、4月に教員になってから、慣れること・覚えることに必死な毎日でした。周囲の先生方や生徒たちのおかげでなんとか頑張り続けることができたように思います。

 今年はその恩に報いるため、生徒にとって、より分かりやすく楽しい授業を目指したいです。また、4月からは初任者ではなく、2年目の教員となります。一社会人として成長し、後輩から頼られるような教員を目指していきます。

初任者による今年の抱負紹介(1)

 今年度、本校に着任した初任者に今年の抱負を語ってもらいました。

 

【英語・K先生】

 浦和西高校で働き始めて半年以上が経ちましたが、西高生のポテンシャルには日々驚かされています。自ら考え動くことのできる彼らに、何度も助けられました。担当クラスの生徒達と授業ができるのもあと少しです。

 考えるだけで寂しくなってしまいますが、3学期も彼らが楽しみながら、かつ英語が身につく授業ができるよう、努力を惜しまずに過ごしてまいります。

 また、4月から始まる新年度については、私自身も楽しみながら、生徒と共に成長していきたいと思います。

荻上チキさんの講演会

荻上チキさんによる人権講演会「自由の行方を調べてみる」(2022.12.22実施)

西高では、毎年二学期末に人権講演会を実施しています。
今年度の人権講演会では、本校の卒業生であり、評論家やラジオパーソナリティとして多方面でご活躍される荻上チキさんを講師として招きました。
テーマは「自由の行方を調べてみる」。
荻上さんの「宗教2世」に関するチキラボの活動や、ウクライナやその周辺国での調査報告を通じて、社会を動かす方法や自由の在り方について講演していただきました。
西高の先輩であり、自主自立を体現されている荻上さんの言葉に、生徒たちも真剣に耳を傾けました。

以下、生徒の感想の一部を紹介します。

「心拍数が上がりっぱなしだった。前半のチキラボの活動の話では社会問題化について、今自分の考えている、抱えている悩みもこのように共感ができるかもしれないし、うまくやれば自分でもできるかもしれないと思ってワクワクした」
「今までやはりどうしても、国の決まり事を自分の力で変えることができるとは思えなかったのですが、考え方として「法律を変える」のではなく「法律を変えるための努力をする」とまず考えるようにすればささいなことから自分で法律を変えられるようになるのだとわかりました。日本の人口一億人以上の中のたった一人の私も変えることのできる力を持っているのだと少し勇気を与えられた気がしました。」
「選挙の一票では何も変わらないとしても、周りの雰囲気をいい方向に変えることならできるという話を聞いてなるほどと思った。直接影響を与えられなくても、共感してくれる人を集めて、チキさんのように行動を起こせばよりよい社会になるとわかったから、自分も何かできると思ったら行動したいと思った。」
「自分が抱えている悩みに、少し発言をする勇気を持ったら雰囲気くらいは変えられるのかもしれない。」
「実際に変化を起こしたり問題提示をしている荻上さんの話だからこそ、説得力を感じました。」
「自分が通っている高校の卒業生が世界へ渡り、世界のための活動をしていると考えると誇らしく思いました。実際に外国でインタビューをしている様子をみると、今私のしている勉強も意味がないなんてことはなく、ここまで立派に活かすことができなくとも将来のどこかにはつながるのだと学ぶことへのモチベーションが上がりました。」
「チキさんは自らが指導できる立場にありながら、最終的にはこちら側に判断を委ねていて、それは個人個人が自分で考えて行動してほしいというメッセージなのかなと思った。」

荻上先輩の熱いメッセージを胸に、これからも自主自立、輝け西高生!